グルコサミンは天然に存在しているアミノ糖の一種です。そして人の体内で多く存在している箇所は、細胞や繊維などの間でこれらを結合させる組織の中に広く存在し、ムコ多糖類や糖タンパク質を構成するために必要な成分となります。
本来であれば体内でグルコサミンが合成されるわけですが、年齢を重ねると共にその合成量は減少します。この不足分を食事から摂取しようとする場合、動物の皮膚、軟骨などから補えますが、実際には普段の食事からグルコサミンを補えないのが現状です。
またグルコサミンには「植物性グルコサミン」と呼ばれるものも存在します。こちらは植物のでんぷんが原料となっており、発酵法により製造されたグルコサミンのことを言います。
グルコサミンと言えば海老や蟹の甲殻類に含まれているイメージが強いものですが、こちらだと甲殻類アレルギーを持っている人は摂取できません。これに対し植物性グルコサミンなら原料が植物のでんぷんですから、ベジタリアンや甲殻類アレルギーの人でも安心して摂ることができます。
更に海老や蟹の甲殻から作られるグルコサミンの場合、海の生物や養殖に伴って不純物の混入や環境汚染による影響が心配されますが、植物性グルコサミンなら、これらの心配もいりません。
今話題のグルコサミンから期待できる効果から、次のように使用されています。
- すり減った軟骨の再生
- 関節痛の治療
- 関節用サプリメント
関節は加齢に伴い変形し、この根本原因の治療に今ではいくつかの物質や薬が用いられていますが、それらの中でも特に関節の変形の根本原因の治療で効果を発揮するのがグルコサミンであると言われています。
膝関節症は長年に渡って使われ続けてきた骨と骨との間にある軟骨が擦り切れ、潰れてしまい元の状態に戻らなくなっています。そこでグルコサミンを用いることで、新たな軟骨の生成が促進されるというわけです。
これにより変形関節症がそれ以上進行しないよう阻止すると共に、すり減った軟骨と関節の機能回復といった治癒に向かって働きかけることで、痛みの解消に効果を期待できます。
グルコサミンの摂取が必要な人は以下の人たちです。
- 中高年
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この年代はグルコサミンの生成量が減少するため、50代半ば頃から関節に痛みを伴い始めます。
- 中高年の女性
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男性に比べ女性の方が関節痛を引き起こしやすく、実際に患者数から見ても男性より女性の方が圧倒的に多いようです。
- 激しい運動をする人
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年齢が若いうちは平気でも、軟骨がすり減った分の再生ができない場合、徐々に痛みを伴うようになってきます。
- 重い体重の人
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体重があってもそれを支えられるだけの筋力が十分にあれば問題ありませんが、通常、体重が重い人の方が膝にかかる負担が大きくなる事で関節痛になりやすくなります。
これらの人達がグルコサミンを十分に摂取することで有効だと言われています。